「GDPが6.3%減」と聞いて、なぜか自分のことのように気になった
「10~12月期GDP、年率6.3%減。5四半期ぶりマイナス」
このニュースを最初に見たとき、正直に言えば、私はGDPについて詳しく知っていたわけではありません。
「GDPって、ニュースでよく聞くけれど、結局何を表しているんだろう?」
そんな程度の知識でした。
ところが、あるニュースをきっかけに、この数字が急に自分の生活とつながって見えてきました。
知らないことを、なぜ知ることになったのか
人は、自分に関係のない情報は、意外と記憶に残りません。
経済ニュースを見ても、「景気が悪くなったんだな」で終わってしまうことがあります。
私も以前なら、GDPがマイナスになったというニュースを見ても、そこまで深く考えなかったと思います。
でも、「GDP」という一見遠い世界の数字の中には、私たちが普段買っているもの、企業が行う設備投資、住宅、輸出入など、日常生活につながるものが含まれています。
今回の2019年10~12月期では、実質GDPが前期比1.6%減、年率換算で6.3%減となりました。個人消費は2.9%減、設備投資も3.7%減。5四半期ぶりのマイナス成長です。
つまり、「GDPが下がった」という一言の裏側には、実際に消費や投資が落ち込んだという、人々の行動があったわけです。
そう考えると、経済ニュースが少し身近なものに感じられます。
「数字」ではなく「人の生活」だと気づいた
GDPという言葉だけを見ると、とても難しく感じます。
6.3%という数字を見ても、それだけでは実感がありません。
しかし、その原因を調べていくと、消費税率引き上げ後の反動や大型台風、暖冬などが影響していたことが分かります。特に個人消費の落ち込みが大きく、耐久財やサービスなど幅広い分野で消費が減りました。
そこで私は、
「経済って、結局は人間の生活の積み重ねなんだ」
と思いました。
GDPという巨大な数字を作っているのは、どこか遠い場所にいる誰かではありません。
私たち一人ひとりの「買う」「働く」「作る」「投資する」「旅行する」といった行動なのです。
それまで知らなかったことを調べたことで、ニュースの見え方が少し変わりました。
そして、もう一つ残念だったこと
今回の記事を書きながら、私は別のことも考えました。
「こういう出来事を、もっとリアルタイムで体験してみたかった」
ということです。
ニュースとして結果を知ることと、その時代を実際に体験することは違います。
数字だけを後から見ることはできます。
しかし、そのとき街の人たちは何を感じていたのか。
お店の雰囲気はどうだったのか。
企業はどんな判断をしていたのか。
自分だったら、その状況で何を買い、何を我慢し、何を考えていただろうか。
そういう「体験」は、ニュースの数字だけでは分かりません。
だからこそ、私は少し残念に思いました。
次に同じような機会があったら、今度は参加したい
「知らなかったから仕方ない」
で終わらせることもできます。
でも、今回のことを知ったことで、次は少し違った見方ができる気がします。
経済のニュースを見たら、その数字の裏側にいる人を見る。
GDPが増えた、減ったという結果だけではなく、
「なぜそうなったのか」
「そのとき、人々は何をしていたのか」
「自分だったらどう行動するのか」
まで考えてみたい。
そして、もし今後、経済や社会について実際に参加したり、現場を見たり、体験できたりする機会があるなら、今度はぜひ参加してみたいと思います。
「次回があるなら、今度は自分もその場にいたい」
そう思えるようになったこと自体が、今回このニュースを知った一番の収穫なのかもしれません。
知らなかったことを知る。その先にあるもの
今回、私は「GDPが年率6.3%減」という一つのニュースから、経済について少しだけ興味を持つことができました。
最初はただの数字でした。
でも、調べてみると、その数字には消費者の生活、企業の判断、社会の変化、そしてその時代を生きた人たちの行動が詰まっていました。
知らないことは、恥ずかしいことではありません。
むしろ、知らなかったことをきっかけに、
「もっと知りたい」
「自分も体験してみたい」
と思えることが大切なのだと思います。
今回のGDPニュースは、私にとって単なる経済ニュースではありませんでした。
知らなかった世界への入口。
そして、
次は見るだけではなく、自分も参加してみたいと思わせてくれたニュース。
それが、このニュースを私が知った意味だったのかもしれません。